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【飲食店】新規集客・リピート率を上げる9つの方法とは?

新規集客とリピート率を上げる9つの方法

多くの飲食店があるなかで、必ず成功するという方法を見つけるのは難しいかもしれません。

しかし、ひとつでも多くの情報を知っていることで集客のプロセスをスムーズに進めることができます。

この記事では、Web領域などのオンライン戦略をご紹介します。

今回は以下のという方向けに、飲食店での新規集客・リピート率を上げる9つの方法についてご紹介していきます。

  • 新規集客に悩んでいる
  • リピート率を増やしたい
  • なにをしたらいいのか思いつかない
  • 集客をするうえで他にできることを知りたい

小規模運営のお店でも、すぐに取り組める内容となっているため、ぜひご活用いただければと思います。

1.グルメサイトに掲載する

はじめにご紹介するのはグルメサイトです。

飲食店の規模によりますが、顧客が定着していない間のグルメサイトの掲載は欠かせないでしょう。

大手媒体のそれぞれの比較や特徴については、以下のとおりです。

食べログ

 
利用者数約9,325万人/月
料金プラン無料プラン、有料プラン:10,000円、25000円、50000円、100,000円
特徴・強み月間利用者数が多い
ポイント制度Tポイントが貯まる・使える
https://tabelog.com/

ぐるなび

利用者数約4,100万⼈/月
料金プラン無料プラン、有料プラン:11,000円、33,000円
特徴・強みシチュエーション別によって店舗を探しやすい
ポイント制度ぐるなびポイントか楽天ポイントが貯まる・使える
https://pro.gnavi.co.jp/kamei/

ホットペッパーグルメ

 
利用者数約4,500万人/月
料金プラン無料プラン、有料プラン:要問い合わせ(エリアにより変動)
特徴・強みネット予約可能店舗数No.1のイメージが強く予約が集まりやすい
ポイント制度リクルートポイント、Pontaポイントが貯まる・使える
hotpepper.jp/keisai/

Retty

利用者数約4,393万人/月  
料金プラン無料プラン、有料プラン:要問い合わせ
特徴・強みFacebookと連携しており実名性で信頼度が高い
ポイント制度 -
https://retty.me/

ヒトサラ

利用者数約2,000万人/月
初期費用60,000円
料金プラン無料プラン、有料プランは10,000円、20,000円、30,000円
特徴30〜50代以上が多く、ワンランク上の料理を求めるユーザーが多い
ポイント制度ヒトサラポイントが貯まる・使える
https://hitosara.com/success/

グルメサイトのメリット

  • 認知度が上がる
  • 新規集客につながる

グルメサイトのデメリット

  • 掲載している限りコストがかかる
  • プランにより掲載順位が左右される場合があり、無料プランの場合発見されない/他店に埋もれてしまいがち
  • 一覧表示されている情報も見込客がページを開くまでの情報がほぼ同一

媒体により特徴やユーザー層が異なるため、お店にあったグルメサイトを選択しましょう。グルメサイト単体では同業他社との「差別化」をすることが難しいため店舗をアピールしたい場合は他サービスとの併用がおすすめです。

2.ホームページを開設またはリニューアルする

ホームページとグルメサイトは、インターネット上で店舗を訴求するという点に関しては似ていますが、費用面や特徴に違いがあります。

ホームページのメリットデメリットを見てみましょう。

ホームページのメリット

  • 店内のストリートビューを撮影しホームページ内に埋め込むなど、店舗の良さや企業の色を自由に表現し訴求できる
  • さまざまなアクションボタンを自由に設置できる

ホームページのデメリット

  • 製作費用が高額な場合がある
  • 製作料金とは別に保守料金等のランニングコストが発生する可能性がある

ホームページのリニューアル

  • ホームページをより良いものにしたい
  • スマホ非対応
  • デザインがイマイチ

上記のような場合は、ホームページのリニューアルを検討してみましょう。


製作費用に関しては「サポート料金込みの費用」なのか、「別途ランニングコストが必要」なのかは制作会社によってさまざまです。

予算の関係で製作が難しいお店もあるかもしれません。しかし、一度製作することでお客さまの信頼やさまざまなビジネスにつながる可能性もあります。

見積りは無料のところが多いため、気になる方は一度問い合わせてみると良いかもしれません。

3.LINE公式アカウントの開設

LINE公式アカウントは、リピーターを増やすうえでとても有効な手段の一つです。

活用できる機能としては「メッセージ配信」「配信予約機能」「ショップカード」などが挙げられます。それぞれ解説していきます。

メッセージ配信

はじめに、メッセージ配信についてです。

一度に3吹き出しまでのメッセージ配信を、テキストや画像形式などで配信できます。

メッセージ配信を活用することで「期間限定イベント・季節のおすすめメニュー・お得なクーポン」など、さまざま情報を友だちに訴求できます。

ステップ配信

ステップ配信とは、内容・タイミング・期間をメッセージ配信で予め設定し、友だちに自動配信する機能のことです。

自動で配信されるため、運用負担なく友だちにメッセージを配信することができます。

一番簡単なケースの場合、友だち追加してから7〜14日後にクーポン配信することで、再来店を促しリピーターにつなげることもできます。

ショップカード

ショップカードは、従来の店舗が発行していたスタンプカードの代わりとなるものです。

  • 友だち追加したお客さまは、スタンプカードを忘れる心配がない
  • 店舗側もスタンプカードのコストカット、発注の手間も省ける

このように双方にメリットがあります。

指定のポイント数が溜まることで「ドリンク1杯サービス」「トッピング1品無料」「〇〇一皿サービス」などのさまざまなサービスを提供できます。

リピーターを増やすために欠かせない機能です。

4.Instagramで情報発信する

飲食店でSNSを活用する場合は、FacebookやInstagram、Twitter、LINE公式アカウントなどが挙げられます。

フォローしてもらうことで定期的にユーザーへ情報が発信されるため、「忘れられる」といったことも防げます。SNSのなかでも、特におすすめのなのはInstagramです。

主にユーザー層は10代〜40代の女性がメイン。系統を揃えて投稿することによりブランディングや統一感のあるアカウントをつくり上げることが可能です。

Instagramのメリット

  • 画像で訴求するため新規客の認知度向上につながり、リピーターには再来店を促せる
  • 商品がバズることで集客につなげられる

Instagramは、対象のユーザーに刺さる商品があると一気にバズる可能性があります。

ポイントとしては、見た目にインパクトのある目玉商品をつくることです。

インスタ映えはもう古いと言われていますが、実際に素敵な写真が掲載されていると店舗に行きたくなりますよね。

Instagramのデメリット

  • Instagramだけの訴求では時間がかかる

デメリットとしては、認知されるまでに時間がかかる可能性があるということです。お客さまが定着するまでの間は、SNSとチラシの同時進行などで訴求していきましょう。

Instagramおすすめの訴求方法

  1. 映える商品や目玉商品を1〜3個つくる
  2. インスタ映えスポットをつくる
    →クレープやソフトクリームなどのお店は、インスタ映えスポット(商品と背景だけを撮影できるスペース) を店内外につくるのもおすすめです。
    スペースは小さくてもいいので2〜3カ所作ることで、お客さま同士が撮影時待たずに済みます。
    Instagramで投稿されると「気付いたら宣伝されていた」という状態をつくりだせます。
  3. 座席や待合スペース、撮影スペースなどに「QRコード」を設置
    →InstagramのQRコードを設置し「フォロー画面提示で次回トッピング生クリームサービス!」などの工夫をしてみましょう。特典を提供することでリピーターをつくり出せます。

おすすめカメラアプリ

誰でも簡単に「美味しそうな写真」をスマホで撮影するには「Foodie」というアプリがおすすめです。無料ですので、まだお持ちでない方はぜひインストールしてみてください。

5.チラシを配布する

アナログな方法ではありますが、年齢層問わず地域の人に店舗を知ってもらうためには、チラシや地域の情報誌に掲載するのが有効です。

現代のWeb領域を活用するのであれば、LINE公式アカウントのQRコードをチラシ内に掲載しましょう。

チラシ内にQRコードを掲載することで「友だち」を増やすこともでき、見込客へメッセージ配信することも可能です。

現代では10人に7人がLINEユーザーですので、一層新規集客につながるでしょう。

友だちの人数が多いほど売上拡大へのベースをつくることもできます。

LINE公式アカウントのQRコードをダウンロードする方法

※代理店経由で登録した店舗は表示されません。

  1. LINE Official Account Managerにログイン
  2. 左側のメニュー欄から「友だちを増やす」を選択
  3. 「友だち追加ガイド」を選択
  4. 「QRコードを作成」を選択
  5. 「ダウンロード」

LINE公式アカウントのQRコードを掲載したポスターを作成しダウンロードする方法

  1. LINE Official Account Managerにログイン
  2. 左側のメニュー欄から「友だちを増やす」を選択
  3. 「友だち追加ガイド」を選択
  4. 「ポスターを作成」を選択
  5. ポスターのデザイン、キャッチコピーを選択し「ポスターをダウンロード」

とても簡単にQRコードを作成できますので、ぜひ活用してみてください。

6.Google ビジネスプロフィールを充実させる

Google ビジネスプロフィール(旧:マイビジネス)は、 Google 検索や Google マップで店名などを調べた際に表示されるお店のプロフィールのようなものです。

「ビジネスオーナー」に申請することで、営業時間の編集や口コミに対しての返信などができるようになります。

ユーザーからのリアルな口コミや写真を見てもらうことで、新規顧客に来店してもらえる可能性が高くなります。

飲食店にとって口コミは大きな役割を果たします。可能な限り口コミ返信をすると、新規集客・リピーターづくりの双方に役立てられるでしょう。

仮にネガティブな内容を記載されてしまっても、真摯に向き合い丁寧な返信をすることでプラスに変えられる可能性もあります。

ビジネスオーナーになり、詳細情報をきちんと設定することで「ローカルSEO」の上位表示も目指せます。

7.インターネット広告を配信する

7つ目はインターネット広告の配信をするという方法です。

なかでも、リスティング広告といって、Google の検索結果に表示される広告もあります。

見込み客が検索したテキストに連動し、広告が表示されます。

例えば Google 検索で「東京 歓送迎会」と検索したとします。

すると、検索結果の広告欄には「東京(近郊)で歓送迎会のプランを実施している飲食店」が表示されます。

見込客は「東京で歓送迎会ができる飲食店に行きたい」という顕在層ユーザーのため、予約につなげやすく、売り上げアップを見込めます。

注意すべき点としては、課金方式はクリック課金型のため、広告費と利益のバランスを考慮する必要があります。

広告費が赤字にならないようにリスティング広告を配信するには「大人数での施策」を考えた方が無難です。

クリスマスシーズンや忘年会シーズンなど時期を選定して配信するのもおすすめです。

リスティング広告について詳しく知りたい方は下記のリンクをご覧ください。

8.デリバリーサービスに掲載する

在宅ワークや外出自粛の影響などから急激に需要の増えたデリバリーサービス。

主に、店舗付近のユーザーがメインとなりますが、

  • 「店舗があることは認知していたが来店したことがない」
  • 「そもそも店舗を認知していなかった」

といった新規顧客を開拓することも可能です。

手数料等はかかるものの、席数などを気にせずに売上をつくることができることもメリットです。

デリバリーサービスの特徴などは以下のとおりです(2022年10月現在)。

Uber Eats

特徴・強み認知度が高い、比較的配達員が多い
初期費用50,000円→0円
Uber 注文用ソフトウェア、メニュー写真撮影(1時間)
設定サポート付きのタブレット料金
※キャンペーンは予告なく終了する場合があり、地域により異なるため詳しくはUber Eatsまでお問い合わせください
月額利用料無料
手数料デリバリー:35%+消費税
テイクアウト:12%+消費税
配達委託
https://merchants.ubereats.com/jp/ja/s/signup/

Wolt

 
特徴・強み交通安全ルールなどの説明会や適正テストに合格した配達員のみ、サポート体制の充実(加盟店の問い合わせに最短40秒で回答)、初期導入のプロのカメラ撮影が2時間30品まで無料
初期費用無料
月額利用料無料
手数料デリバリー:30%+消費税
テイクアウト:20%+消費税
配達員委託(適正テストに合格した配達員のみ)
https://wolt.com/ja/retailers

出前館(Demaecan)

 
特徴・強み配達員の研修がありユーザーから評価がいい傾向に
初期費用20,000円→無料
※キャンペーンは予告なく終了する場合があります
月額利用料無料
手数料商品代金(税抜)の30%
タブレット代購入・レンタルか選択可(レンタル:800円/月)
配達店舗社員か委託か選べる
https://corporate.demae-can.com/restaurant/

コストはかかるものの、配達用バイクの購入やスタッフ雇用を考慮すると合理的であるといえます。

初期費用は媒体により異なりますが、月額利用料がかからないものも多いため検討してみる価値はあるかと思います。

9.冷凍自販機の設置もおすすめ

冷凍自販機は今まで記載してきたサービスと異なりますが、売上アップにつながる可能性があるためご紹介します。

近頃では多く普及されていますが、店舗の商品が冷凍販売されている自販機「ど冷えもん」

もつ鍋や精肉、餃子、スイーツなどが販売できるそう。冷凍販売可能な商品が店舗にある場合は、ぜひお問合せしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、飲食店での新規集客やリピート率を上げる方法についてご紹介しました。

それぞれのサービスを比較し、店舗に合うサービスを検討してみてください。

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AKIHO
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人見知りですが、人と話すのは好きなアカウントプランナー兼ライター。動物、甘いもの、温泉が大好き。デジタルマーケティングを通じて、皆さまのビジネスと共に自分も成長させていただくことが目標です。