LINE公式アカウントにはビジネスに役立つ様々な機能が備わっています。そのなかでも特に便利なのは「チャット」「電話(LINEコール)」機能ではないでしょうか。
LINEコールとは、通話料が無料で店舗や企業のLINE公式アカウント(旧LINE@)宛に友だちが架電できるサービスです。普段使用しているように友だち(お客様)と通話ができます。
しかし「LINE公式アカウントをもっと活用したい」と考える多くの方が「休日にも着信が入ってしまわないか」と懸念されています。
そのため今回は「応答時間の設定方法」について画像を用いてわかりやすく解説していきたいと思います。
「LINEコール」について詳細を知りたい方は、先に以下の記事をチェックしてください✅
定休日にも電話は来る?
結論を先に述べると、LINEコールでは「着信を受ける時間や曜日」を柔軟に設定できます。ご安心ください!
ただし、この設定をするとチャットの通知もオフになるので「休日にチャット対応はしている」という方は注意が必要です⚠️(※ブラウザのLINE Official Account Managerやアプリで確認はできます)
なお、チャットの通知のみ受信する場合は、都度「チャット」>「設定」>「電話」からLINEコールを「利用しない」に設定してください。
それでは、応答時間の設定方法を画像で解説します。
1.はじめにLINE Official Account Managerを開き、右上の「設定」をクリックします。
2.左の「応答設定」を開きます。
チャットが有効になっていなければLINEコールも使用できません。
有効になっているか確認しましょう。
3.「応答時間の設定を開く」をクリックします。
するとチャット設定の応答時間画面へ遷移します。
設定を変更していなければ全曜日が緑のバーに覆われ、応答がオンの状態となっています。
「祝日の応答時間を設定」にチェックを入れると祝日の設定もできます。
4.はじめに定休日の設定をします。対象の曜日をクリックします。
5.「ゴミ箱マーク」をクリックすると時間は削除され、応答を受け付けない設定となります。
↓
時間が削除されました。
他の休日も同様に設定します。
6.次に、応答を有効にしたい曜日と時間を個別で設定します。
対象の曜日をクリックします。
7.設定したい時間を入力し「保存」をクリックします。
※仮に二部制以上の場合は「+時間帯を追加」をクリックすることで、細かな時間設定が可能となります。
下記は設定したサンプルです。
必要に応じて通話できるようにしたい場合
LINEコールには、普段は通話機能をオフにし「30分間だけ友だちからの着信を許可する」という方法もあります。
具体的な流れは、管理者側から通話リクエストを送信することで、友だちが発信できるようになるというしくみです。
こちらも画像で解説していきます。※この機能を有効にすると友だちから発信ができなくなります⚠️
1. 先ほどの画面(設定>応答設定>応答時間の設定画面を開く)を順にクリックします。
2.電話タブに合わせ、少し下に行き「オプション設定:通話リクエストの有効期限>利用する」をクリックします。
設定は以上です。
実際に「友だちからの着信を許可する方法」を画像で順に解説します。
なお、この方法は一度やりとりしたことのある友だちが対象となります。
1.先ほどの画面で、左上の「チャット(マーク)」をクリックします。
2.通話したい友だちのチャットを選択し、「通話リクエスト」をクリックします。
↓通話リクエストを送信します
3.選択した友だちのチャット画面を確認すると「通話リクエスト」が送信されたことがわかります。
友だち側の画面は以下のようになります。
「電話をかける」をタップします。
「通話を開始」をタップします。
上の画面で友だちが発信すると、管理者側は以下のような着信画面となります。
「友だちのLINEユーザー名+LINE公式アカウント名」が表示されます。
ちなみに、応答時間外に着信が入ると上の着信画面ではなく、下記のようなバナーで表示されます(端末の設定による)。
グループ通話(チャット)も可能
また、LINEコールは、通常のグループLINEと同じくグループ通話も可能です。(例:友だち2人+管理者など)
しかし「グループ通話の着信」は通知が鳴らないので気付かれにくいというデメリットがあります。こちらは通常のグループ通話と同様、LINEの仕様です。
イメージとしては「トーク画面(一覧)を開いたらグループ通話が始まっていた」というような感じです。
まとめ
今回はLINE公式アカウントで「休日に着信を受けない設定方法」についてご紹介しました。
LINE公式アカウントを店舗で上手く活用することにより、固定電話回線の節約にもつながります。
また、LINE公式アカウントを活用することで、友だち(顧客)と個人アカウントを交換せずに済みます。
センシティブな顧客情報を取り扱うビジネスは特に、個人アカウントでお客様とLINE交換するのは絶対にやめましょう。
盗難やロックが解除されたりすると個人情報が流出する可能性があります。また、従業員は退職後も履歴が残ります。
LINE公式アカウントの活用はお客様への信頼を高め、且つプライベートと仕事を切り分ける際にも役立ちます。ぜひ活用してみてください。
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