Webマーケティング業界に入られたばかりの方や、SEOを意識して記事等のコンテンツ制作されている方など…SEO対策で試行錯誤されている方も多いのではないでしょうか。
結論を先に言うとSEOで上位表示させるためには、ユーザーにとって役に立つ有益な記事を書くことが重要です。なぜなら、Google はユーザーの有益性や利便性を重要視しているからです。
そもそもSEO対策とは「広告を使用せずにオーガニック(自然)検索で記事を上位表示させる取り組みのこと」をいいますが、 Google のアルゴリズム※に深く関わりがあります。
Google のアルゴリズムは複雑で、年に3回ほど(中身は毎年数百個も)アップデートされています。
このアップデートにより、検索順位が大幅に変動することもあります。本記事ではアップデートしてもブレない「SEOの根本的な考え方」について解説していきます。
※アルゴリズムとは
簡単に言うと記事などのコンテンツは、スコアが加算され検索順位は機械的に計算されています。この計算方法を「アルゴリズム」といいます。アルゴリズムは、Google だけではなく、InstagramにはInstagramのアルゴリズム、TikTokにはTikTokのアルゴリズムがあります。ちなみに Yahoo! は Google のアルゴリズムを採用しています。そのため、Yahoo! の検索結果は(Yahoo! 関連のコンテンツを除くと) Google とほぼ同じ検索結果が表示されます。
良質な記事が上位表示される理由

「検索でなにかを調べているときのこと」を思い出してください。求めていた答えが書かれたコンテンツ(記事)が大体1〜2ページ以内に見つかっていると思います。当たり前のように使用していますが、これって実はすごいことなのです。
Google は、多くのユーザーに検索エンジンを利用してもらいたいため「優秀な情報や答えが書かれたコンテンツ」を求めています。
したがって、クリックされやすく、有益な情報が書かれたページは上位表示される仕組みとなっています。
良質なコンテンツが上位表示されるという理由が納得できるかと思います。
自然検索でおおよその掲載順位を調べる方法
通常、コンテンツ等の掲載順位を調べるときには「 Google サーチコンソール」を利用します。しかし、今回はパソコンかスマートフォンさえあれば誰でもできるやり方を紹介します!
普段の検索結果は、ユーザーの検索したものが考慮され、多少順番が前後するといわれています。
自分の記事などのコンテンツが「今大体何位なのか」を調べたい時には、シークレットモードが役に立ちます。
対象の記事やコンテンツで狙っているキーワードを、シークレットモードで検索してみましょう。
表示された順で何位なのかを知ることができます。
(例)検索キーワード「地域+業種」「地域+サービス名」など
検索結果に表示されるまで
クローラーとインデックスについて
Google には「ウェブクローラー」という自動巡回ロボットがあります。クローラーは、世界中のコンテンツを分析し、コンテンツ内の単語のクロール処理(情報収集・保存)をします。
コンテンツ内のインデックス※した単語と、ユーザーが検索したキーワード(検索クエリ)が一致した際に、検索結果に表示されるという仕組みです。
※インデックスとは
日本語で索引という意味です。世界中のコンテンツを分析し、ユーザーが検索した際に取り出しやすくしています。 Google の検索エンジンが机だとしたら、インデックスは引き出しのようなものです。
ちなみに、このインデックス作業は必ず行われるというわけではなく、もしインデックス作業が行わなければ検索結果にも表示されません。

インデックスされているか確認する方法
Google でインデックスされているかどうかは以下をご確認ください。
- フィルタリングされている可能性があるためパソコンでセーフサーチをオフにする。
- Google で「site:ドメイン名」で検索をかけます。結果が表示されれば、インデックス登録はされています。
表示されない場合は、サーチコンソールを使用しインデックス登録されているか確認しましょう。詳しくは、 Google Search Consoleヘルプ内の「 Google 検索で自分のページが見つからない場合→手順 2: 問題を解決する」をご確認ください。
Google にクロール処理してもらうには?
ホームページを制作した後に Google Search Consoleに登録します。
サーチコンソールに新しいドメインを登録し、「インデックス登録をリクエスト」というボタンを押すと早ければ数時間でクロールしてもらえます。
仮に「クロール処理済みのホームページA」「新規制作したホームページB」の2つのサイトがあるとします。
「クロール処理済みのホームページA」が「新規制作したホームページB」をリンクしていれば、インデックスを希望しなくてもクロールしてくれる可能性はあります。
ただし、このやり方は時間がかかる場合がありますので、サーチコンソールからリクエストするのが無難でしょう。
【Google サーチコンソールでできる主なこと】
- 検索結果の掲載順位を把握する。
- クロールやインデックス登録リクエストをする。
- クロールした際のエラーの修正を確認する。
- 更新したコンテンツのインデックスの再リクエストをする。
- ユーザーが流入してきた検索キーワード(クエリ)に対しての表示回数・クリック数等の把握する。
- 被リンク(外部リンク)されているページを知る。
Google にクロール処理されない原因とは

新しいページであれば、クロールされてからインデックスされるまでに1日〜数週間かかる場合があります。
クロールされない原因はさまざまなことが考えられますが、原因によって日数は変動します。一般的には以下のようなことが考えられます。
- サーチコンソールでインデックスの登録をリクエストしていない。
- コンテンツの構造が貧弱である。
- 被リンクや内部リンクがされておらずクローラーがコンテンツを見つけられない。
- noindexタグをHTMLファイル内で記載し検索結果にインデックスさせないようにしている(もし記載してしまっていたら外してインデックス登録をリクエストすることで解決します)。
Google 公式サイトには以下のような手法を使用しないようにも記載されています。
具体的なガイドライン
・検索ランキングを操作することを目的としている自動生成コンテンツ
(引用: Google 検索セントラル「ウェブマスター向けガイドライン」)
・リンク プログラムへの参加
・オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
・クローキング
・不正なリダイレクト
・隠しテキストや隠しリンク
・誘導ページ
・無断複製されたコンテンツ
・十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
・ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
・フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
・構造化データのマークアップの悪用
・Google への自動化されたクエリの送信
SEO対策をし、なかなか上位表示されない時は「そもそもユーザーが求めている情報が違う」といったことも考えられます。また、インデックスされない問題については、サイト自体に問題がなく品質も高いように見えても、 Google から見るとそうでない場合があるようです。
まとめ
今回はアップデートしてもブレない「SEOの根本的な考え方」や、クロールされてから検索結果に表示されるまでの流れ等について解説しました。
改めて簡単にまとめると、
- クローラが世界中から集めたコンテンツを
- 内容を分析してインデックスされ
- アルゴリズムにより計算
- 表示される順位が決まる
ということが、一連の流れとして行われています。
「検索したユーザーがどのような情報を求めているか」を考えることで良質なコンテンツが生まれます。
大切なのはテクニックだけではありません。まずはユーザーこのことを考えながらコンテンツ制作をすると結果的に上位表示されていたということにもつながります。
根本的な考え方としてはSEOのテクニックだけに気を取られず、ユーザーにとってどのようなことが本当に役に立つのかを考え、情報を届けるようにしていきたいですね。